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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

法人企業統計の分析6 - 分析データをR言語で読み込む

 

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いままでは、Excelを使って分析をしていましたが、ここからはR言語を使って分析をしていきたいと思います。

使うデータは2016年度の法人企業統計年報のデータです。

データのファイルをCSV形式で保存して、read.csvコマンドでRに読み込ませました。

CSVファイルはこんな感じです。

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これを、read.csvコマンドでRに読み込ませます。

Houjin2016 <- read.csv("Houjin2016.csv", header = TRUE)

 

読み込ませたデータを、headコマンドで、データを出力すると、こんな感じです。

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変数名を説明すると、Indus_Codeは業種コード、Popuが母集団(企業数)、Sousi_Keijiが総資本経常利益率、Uria_Keijiが売上高経常利益率、Soushi_Kaiteが総資本回転率、Kiboが規模で、KL1が10億円以上、KL2が1億円以上10億円未満、KL3が5000万円以上1億円未満、KL4が2000万円以上5000万円未満、KL5が1000万円以上2000万円未満という意味です。SeHiは製造業か、非製造業か、ですね。

 

まずは、summaryコマンドで平均値などを表示してみましょう。

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summaryコマンドでは、量的変数(Popuなど)は最小値、第1分位、平均値、中央値、第3分位、最大値を出力します。質的変数(Kiboなど)はそれぞれのカテゴリの度数を出力します。

標準偏差は出力されないので、別途sdコマンドで出力します。