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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

景気ウォッチャー調査分析6 - カテゴリーデータを円グラフに

前回、景気ウォッチャー調査現状判断DI(方向性)のデータをカテゴリーデータ化しました。40以下は超不況、40より上50以下は不況、50より上は好況の3分類です。

こんどはそれをR言語を使って円グラフで表示します。

まずは、データが入力されているcsvファイルをread.csv関数で読み込み、summary関数でどんなデータなのかを表示します。

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この合計、家計、小売などの値データをカテゴリーデータに変換します。

breaks <- c(0, 40, 50, 100) で区切りを指定し、

labels <- c("超不況", "不況", "好況")でカテゴリーの名前をつけ、

cut関数でカテゴリーデータに変換します。

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すこし見えにくいかもしれませんが、上図のようにR言語に入力するとカテゴリーデータになっています。

summary関数で確認してみましょう。

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では、円グラフを作成します。手順はまず、データをtable関数で表にして、pie関数で円グラフにします。clockwise = T というオプションをつけると、12時の位置から円グラフがスタートします。main="XXX" というオプションをつけると、グラフのタイトルが、XXX となります。

合計データを円グラフにすると、こうなります。

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となります。

残りの9つのグラフも作成しました。

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円グラフで表示すると、雇用の好況さがよくわかりますね。