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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

消費者態度指数の分析2 - R言語で箱ひげ図を作成

消費者態度指数のデータを使って、箱ひげ図を作成してみます。

まずは、前回用意したcsvファイルをread.csv関数を使って読込みます。

f:id:cross_hyou:20180702120446j:plain

2004年04月から2018年06月までの171月のデータです。

箱ひげ図は、boxplot関数です。

boxplot(taido$指数, main="指数")

と入力すると、指数の箱ひげ図が作成できます。

f:id:cross_hyou:20180702121112j:plain

このままだと、それぞれの線や〇がどういう意味かわからないと思いますので、説明付きの箱ひげ図を下に表示します。

f:id:cross_hyou:20180702122800j:plain

ちなみに外れ値は、ボックスから1.5 x (Q3 -Q1) の値以上はずれているものを外れ値としています。この指数の箱ひげ図でいうと、上方向には外れ値は無いですが、下方向には9個の外れ値があることがわかります。

この調子で、その他のデータの箱ひげ図を作成します。

boxplot(taido$指数前年差, main="指数前年差")

f:id:cross_hyou:20180702123255j:plain

指数前年差は、上方向にも下方向にも外れ値があることがわかります。

 

boxplot(taido$暮らし, main="暮らし")

f:id:cross_hyou:20180702123529j:plain

boxplot(taido$暮らし前年差, main="暮らし前年差")

f:id:cross_hyou:20180702123733j:plain

boxplot(taido$収入, main="収入")

f:id:cross_hyou:20180702123929j:plain

boxplot(taido$収入前年差, main="収入前年差")

f:id:cross_hyou:20180702124129j:plain

boxplot(taido$雇用, main="雇用")

f:id:cross_hyou:20180702124315j:plain

boxplot(taido$雇用前年差, main="雇用前年差")

f:id:cross_hyou:20180702124503j:plain

boxplot(taido$耐久消費財, main="耐久消費財")

f:id:cross_hyou:20180702124816j:plain

boxplot(taido$耐久消費財前年差, main="耐久消費財前年差")

f:id:cross_hyou:20180702125023j:plain

boxplot(taido$資産, main="資産")

f:id:cross_hyou:20180702125231j:plain

boxplot(taido$資産前年差, main="資産前年差")

f:id:cross_hyou:20180702125453j:plain

こうして箱ひげ図を作成すると、指数やその他のコンポーネント(収入や、暮らしなど)は下方向の外れ値はありますが、上方向の外れ値は無いことがわかります。