今回は県民経済分析のデータを使って前回の続きをしていきます。
前回のブログ、
では、新しく「対数名目」、「民間政府」、「対数一人当たり」という変数を作成しました。この変数と「対前年度増加率」のランキングを作成しましょう。
まずは前回のsummary関数の計算結果を下に表示します。
「対前年度増加率」は前年と比較して総生産がどれだけ成長したかをみます。成長度ですね」。「対数名目」は「県内総生産_名目」の対数値ですね。各都道府県の経済規模を表します。「民間政府」というのは「民間最終消費支出」÷「政府最終消費支出」です。民間の経済活動と政府の経済活動の割合をみます。「対数一人当たり」は「一人当たり県民所得」の対数値です。都道府県の裕福さをみます。
なので、これらの項目を簡潔に言い直して、新しいデータフレームを作成しましょう。
それぞれの変数のベクトルを作成し、そのベクトルをdata.frame関数で結合して一つのデータフレームにしています。このように新しいデータフレームを作成しましたからそれぞれの変数の上位の都道府県を見てみましょう。order関数ですね。
経済規模は東京、大阪、愛知などが上位です。
民間の活動の比率が高いのは、神奈川、千葉、愛知などです。
裕福さ上位は、東京、愛知、静岡などです。
ということで今回は都道府県の各種ランキングでした。
次回は、