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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

消費者物価指数の分析6 - R言語の時系列分析(ts関数、plot関数、acf関数を使ってみた)

 

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 の続きです。消費者物価指数のデータは時系列データですから、R言語で時系列の分析の練習をしようと思います。参考にした本は、

 

現場ですぐに使える! R言語プログラミング逆引き大全 350の極意

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 です。

まずは時系列オブジェクトを作成しないといけないようで、ts関数で作成します。ts関数はベクトルかマトリックスで作動するようなので、いままで作成してある、DF_CPI3をマトリックスに変換しようと思います。as.matrix関数です。

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DF_CPI3の69列目は「年代」ですから、これを削除してマトリックスにしています。

そして、MX_CPIをts関数で時系列オブジェクトにします。

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こんな感じで時系列オブジェクトになりました。

plot関数で「総合」と「履物類」の時系列データをプロットしてみます。

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「総合」と「履物類」はよく似た動きをしていますね。

「総合」と「他の諸雑費」はどうでしょうか?

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わかりずらい」ですが、「他の諸雑費」の上昇は「総合」よりも大きいです。

つぎは、acf関数で自己相関係数をプロットしてみます。

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ラグが大きくなるほど自己相関係数が小さくなっています。といっても時系列分析がどんなもんだかわかってないので、よくわからないです。

今回は以上です。