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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

就業構造基本調査の分析4 - R言語で仕事者率、家事者率、通学者率を計算する

 

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 の続きです。data_exの変数を改めてみてみます。

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変数で、「仕事が主な者」「家事が主な者」「通学が主な者」と~~が主な者という変数があります。これと「総数」を組み合わせて、、仕事が主な者の割合、家事が主な者の割合、通学が主な者の割合を計算してみましょう。

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data2という新しいデータを格納する箱を作り、select関数でカテゴリ変数と計算に必要な変数を選択し、mutate関数で新しい変数を作成します。再びselect関数でカテゴリ変数と作成した~~率という変数だけに絞り込むみました。

男女別の平均値を計算してみましょう。group_by関数とsummarise関数ですね。

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平均仕事者率と平均通学者率は男性のほうが高く、平均家事者率は女性が高いですね。

続柄別の平均値はどうなるでしょうか?

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平均仕事者率がいちばん高いのは世帯主、平均家事者率がいちばん高いのは世帯主の配偶者、平均通学者率がいちばん高いのは未婚です。

年齢別の平均値を出してみましょう。

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今回は * 100 を加えてパーセント表示にしてみました。

平均仕事者率が一番高い年齢は30~34歳です。

平均家事者率が一番高い年齢は65~69歳です。

平均通学者率が一番高い年齢は15~19歳です。

今回は以上です。