www.crosshyou.info

政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

国税庁の申告所得データの分析3 - R言語で各所得の「総計」に対する比率を計算する

 

www.crosshyou.info

 の続きです。

今回は、各所得の「総計」に対する比率を計算してみようと思います。

何から計算しましょうか。。各所得の中央値の大きい順にやりましょう。apply関数とmean関数sort関数を使います。

f:id:cross_hyou:20181219130502j:plain

 

給与所得からいきましょう。

f:id:cross_hyou:20181219130752j:plain

 

f:id:cross_hyou:20181219130817j:plain

作成したベクトル、「R給与所得」をplot関数で時系列グラフにしてみました。1950年ごろは20%以下でしたが、だんだん上昇し、近年では40%ぐらいを占めています。

お次は、事業所得合計をみてみましょう。

f:id:cross_hyou:20181219131244j:plain

 

f:id:cross_hyou:20181219131256j:plain

お!給与所得は逆に年々比率が低下していますね。直近では20%以下になっています。

営業所得はどうでしょうか?

f:id:cross_hyou:20181219131653j:plain

 

f:id:cross_hyou:20181219131711j:plain

 

営業所得も事業所得合計と同じく右肩下がりのグラフです。直近では15%ぐらいです。

不動産所得はどうでしょうか?

f:id:cross_hyou:20181219132059j:plain

 

f:id:cross_hyou:20181219132111j:plain

 

不動産所得は給与所得と同じで右肩上がりですね。直近では15%ぐらいを占めています。

いままでの4つで90%ぐらいを占めていますので、ここまでにしましょう。

この4つを一つの画面にグラフにします。

f:id:cross_hyou:20181219134009j:plain

 

f:id:cross_hyou:20181219134028j:plain

まず、X軸、Y軸の範囲を表す変数をrange関数で設定します。

次に、plot関数で1つ目のグラフを描き、残りの3つをlines関数で追加します。

2000年以降は各所得の変数の比率は安定していますね。50年から80年代ぐらいは結構変動していました。

今回は以上です。

 次回は

 

www.crosshyou.info

 

です。