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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

犯罪統計分析1 - 基本統計量(summary関数、 apply関数とlength関数、apply関数とsum関数、apply関数とsd関数)

e-Stat(政府統計の総合窓口)のサイトを見たら、平成30年1月~6月の犯罪統計というデータが新着でありました。

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早速、ファイルを開いてみました。

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平成30年1月~6月と平成29年1月~6月の犯罪の件数や検挙件数が犯罪の種類ごとにありました。

このデータを分析することにしましょう。

R言語で処理しやすいようにデータを下のように加工しました。

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このcsvファイルに保存したデータをread.csv関数でR言語に読込み、summary関数で基本の統計値を表示してみます。

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summary関数ではデータの個数、データの合計値、標準偏差が表示されませんので、apply関数とlength関数、apply関数とsum関数、apply関数とsd関数を組み合わせてそれぞれ計算しましょう。

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2年分のデータですから、犯罪の種類は26種類です。(52 / 2 = 26).
認知件数は2年で84万3646件、検挙件数は31万0737件、検挙人員は20万3301人です。

犯罪の認知は84万件なのに、検挙は31万件ですから半数以上の犯罪が検挙されていないのですね。。。