今回は、医療給付実態調査のデータをグラフにしてみたいと思います。
まずは、read.csv関数でデータをR言語に読込み、summary関数でデータの要約をしましょう。
このデータは、カテゴリカルデータは年度、年齢、制度の3種類です。
数量データは、一人当入院医療費、百人当推計新規入院件数、推計平均在院日数、入院1日当医療費、推計1入院当医療費の5種類です。
まずは、年度別のデータをグラフにしてみます。年度別の一人当入院医療費の平均値を計算しましょう。tapply関数とmean関数を使います。
こうして年度別の平均値が計算されました。このデータをデータ1という名前で格納しています。この格納したデータに対して、barplot関数で棒グラフを作成します。
main = でグラフのタイトルを設定していて、ylim = でグラフのY軸の範囲を指定しています。そして、作成されたグラフがこちらです。
2016年度がわずかに増加していることがわかります。
同じように、年度別の百人当推計新規入院件数もグラフにしてみましょう。
2016年度が少し増加していますね。
次は、推計平均在院日数です。
barplot関数でグラフにします。
2016年度のほうが日数が短いことがわかります。
次は、入院1日当医療費です。
barplot関数でグラフにしましょう。
2016年度のほうが多いですね。
最後は、推計1入院当医療費です。
barplot関数で棒グラフにします。
2016年が増えていますね。
今回の分析では、tapply関数とmean関数で年度別の平均値を計算して、barplot関数でそのデータを棒グラフにしました。