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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

牛乳乳製品の生産動向分析4 - 主要乳製品の生産量の推移をグラフにする。(plot関数)

今回は、主要乳製品の生産量の推移をグラフにしてみたいと思います。

まずは、csvファイルに保存してあるデータをread.csv関数で読込みます。

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バターの推移をグラフにしてみます。plot関数です。

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plot(データ)でグラフになりますが、このように何もオプションをつけないと〇でのチャートになります。推移を見たいので、ライングラフにしましょう。type="l"とします。l は数字の1ではなくて、エルです。

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山型のグラフですね。

脱脂粉乳のグラフはどうでしょうか?

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バターと同じような形状です。main="脱脂粉乳"というオプションを加えて、グラフのタイトルを脱脂粉乳にしています。

次は、れん乳類です。

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L(エル)字型ですね。ylab="生産量"というオプションを加えて、Y軸のラベルを生産量にしています。

全紛乳のグラフはどうでしょうか?

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xlab="単位:トン"というオプションを加えて、X軸のラベルを追加しました。L字型よりももっと右肩下がりという形です。

チーズはどうでしょうか?

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チーズの生産量は右肩上がりですね。type="b"にして〇とラインのグラフになります。

次は、調整粉乳です。

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col="red"というオプションをつけて、グラフの色を赤くしています。

つぎはクリームです。

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クリームは右肩上がりに生産量が増えています。lty="dashed"というオプションをつkてグラフの線を破線にしています。

最後はアイスクリームです。

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N字を崩した形ですね。lwd=10というオプションで線の太さを変更しています。初期設定はlwd=1です。

plot関数のオプションをまとめると、
main=でグラフのタイトル、

ylab=でY軸のラベル、xlab=でX軸のラベル

type=でグラフの種類、lだと線

col=でグラフの色

lty=で線の種類

lwd=で線の太さ
です。

最後は8個のグラフを1つの画面にまとめます。
par(mfrow=c(2,4))として、2行4列に配置します。

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グラフの形が似ているどうしで、色と太さを変えました。

バターと脱脂粉乳は赤い線、チーズとクリームは青い線、れん乳類、全粉乳、調整紛乳は黒い線、アイスクリームは太線です。

前回は因子分析でいくつかのグループに分けましたが、グラフで表示すると簡単に分けられますね。