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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

青果物卸売市場調査の分析2 - 7月の野菜の価格は上昇トレンドでした。(plot関数, barplot関数, stem関数)

今回は、青果物卸売市場調査のデータを使って、7月の野菜価格の推移を見てみようと思います。

まずは、CSVファイルに保存してあるデータをR言語にread.csv関数を使って読み込ませます。

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品目名にはどんなものがあるか、度数の多い順に並び替えて表示します。order関数とtable関数を使います。table関数で度数を算出して、order関数で並び替えます。

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「野菜総量」が一番度数が多いです。まあ、当然ですね。

次は、産地名を度数の多い順に表示します。

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「全国集計」が一番多いです。これも当然ですね。

これらから、「野菜総量」「全国集計」の価格をグラフにしてみたいと思います。

まずは、「全国集計」「野菜総量」だけのデータフレームを作成します。

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はじめに、Data[Data$産地名=="全国集計", ] で全国集計だけにして、

さらに、Data2[Data2$品目名=="野菜総量", ] で野菜総量だけにしています。

あとは、価格をplot関数でグラフにするだけです。

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7月の前半は250円以下でしたが、どんどん価格が上昇して、後半には280円を超えるときもありました。plot関数で、type="l" とするとlineグラフになります。

barplot関数で棒グラフでも表してみます。

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names.argでX軸の要素に日付を付与して、ylimでY軸の範囲、mainでグラフのタイトル、ylabでY軸のラベル、xlabでX軸のラベルを指定しています。

stem関数で幹葉図を作成してみます。

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220円台の価格は、228円が1回ありました。230円台と270円台が多いですね。