今回は特定サービス産業動態調査の各業種のデータのヒストグラムをfor関数を使って一括作図してみます。
まず、CSV関数に保存してあるデータをread.csv関数で呼び出し、summary関数でデータの要約統計量をみてみます。
前回は標準偏差と変動係数(標準偏差 / 平均値)を計算しましたが今回は割愛します。
ヒストグラムにするのはhist関数ですが、hist(data$リース)とコマンドを書いていくのはちょっと面倒です。
こういうときは、for関数を使いましょう!
for(i in 1:n){
関数
}
という構文です。
なので、20個のヒストグラムを作図する構文はこうなります。
for(i in 3:22){
hist(data[ , i], main=colnames(data)[i])
}
data[ , i] でヒストグラムを作図するデータを列番号で指定します。3列目は「リース」で22列目は「学習塾」ですね。
main=colnames(data9[i]でヒストグラムのタイトルを指定します。colnames(data)[3]だと3列目の列名「リース」ですね。
実際にこのコマンドを走らせた結果がこうなります。
はじめの par(mfrow=c(4,5))というコマンドで、4行 X 5列の配置でヒストグラムを書きます、と設定しておいてから、for関数を使います。
それぞれ分布形状に違いがあることがわかりますね。