今回は前回のデータを加工して増減を計算したいと思います。
まずは、CSVファイルに保存してあるデータをread.csv関数でR言語に読み込ませます。
summary関数で基本統計量を表示しています。平成26年、平成27年、平成28年の3年間のデータがありますので、増減は26年から27年、27年から28年の2データ計算できますね。
平成26年から平成27年では、4万3458人減少した国籍もあれば、4万7091人増加した国籍もありますね。
4676人減少した国籍もあれば、5万3034人増加した国籍もありますね。
増減率も計算しましょう。
平成26年から27年では、8.67%減少した国籍もあれば、48.92%増加した国籍もあります。
平成27年から28年では、14.10%減少した国籍もあれば、36.90%増加した国籍もあります。
それでは、order関数を利用して並び替えてどの国籍が増加・減少したか見てみましょう。
平成26年から27年では、ベトナム国籍の人が一番増加しました。減少した国籍では韓国が一番減少でした。増減率ではどうでしょうか?
増減率でみると、ポーランドが一番増加、韓国が一番減少でした。
平成27年から28年ではどうでしょうか?まずは幅でみましょう。
増減幅では、ベトナムが一番増加、韓国が一番減少と前年と同じ国籍が一番増加、一番減少となりました。
率ではどうでしょうか?
ベトナムが増加率1位、ポーランドが減少率1位です。ポーランドは前年は増加率が1位だったのですが、一転して27年から28年では減少率が1位となりました。