今回は
の続きです。
今回はR言語の練習で、1970年と2017年を比較して一番物価が上昇した変数、下落した変数を調べてみたいと思います。
このようなデータフレームを前回までで作成しました。
1列目が「年」で最終列の69列目が「年代」ですから、2列目から68列目で計算をすればよいということですね。
( 最終行 / 開始行 - 1 ) * 100 という計算式で変化率(パーセント)が計算できます。早速やってみます。
こんな感じでできました。round関数で小数点以下2桁の表示にしています。sort関数で小さい順に表示してみましょう。
「家庭用.耐久財」が-54.22%で下落しているほかは全て上昇しています。一番上昇したものは「他の諸雑費」です。続いて、「授業料等」「教育」が上昇しています。教育費が高くなっているのは問題ですよね。少子化でなんとかしなければいけないと言われているのにこんなに教育費が上昇しているなんて。。
ところで、上の図の左端に48という数字がついてますね。これが気になります。
class関数でCPI_CHGのクラスを確認してみます。
データフレームになっていますね。ベクトルに変換しておきましょう。CPI_CHGは1行だけのデータフレームなので簡単です。unlist関数を使います。
ちなみにデータフレームが複数行ある場合には、as.vector(as.matrix(データフレーム))と二段階の操作になります。
これでもう一度、sort関数で並び替え表示してみましょう。「48」が消えているでしょうか?
うまくいきましたね。表示の仕方もデータフレームの表示ではなく、ベクトルの表示になっています。barplot関数で視覚化してみます。
ヒストグラムを描いてみます。hist関数です
200%から300%の範囲が一番多いようです。
今回は以上です。
次回は
です。