今回は景気ウォッチャー調査の分析をしてみようと思います。これに加えて株価のデータも一緒に分析しましょう。
e-Stat 政府統計の総合窓口からデータを取得しました。
この2番目の「分野・業種別DI」というファイルのデータを分析します。
このファイルのデータと
このファイルのデータを分析しようと思います。
株価のデータは、内閣府の景気動向指数のファイル
この個別系列の数値の「先行系列(Excel形式:118KB)」のファイルから取得しました。
まず、これらのデータをまとめたCSVファイルを作成しました。
このCSVファイルをread.csv関数で読込み、summary関数で基本統計量を算出します。
read.csv関数でR言語にデータを読込み、str関数で構造を調べます。
219の観測があって変数は47個あります。
summary関数で最小値、第1分位、中央値、平均値、第3分位、最大値を表示します。
変数の数が多いので大変ですね。よくわからないです。
とりあえず、合計現状、合計先行き、株価の基本統計量やヒストグラム、推移はみておきましょう。
基本統計量と変動係数は
となりました。先行きのほうが現状よりも平均値が高いですね。楽観的ということでしょうか?変動係数は株価が一番高いです。株価は変動が大きいですね。
ヒストグラムはどうでしょうか?hist関数です。
合計現状(赤)と合計先行き(青)は左の裾が広い山型の分布ですが、株価(緑)の分布の形状はあきらかに別物ですね。
推移を見てみましょう。plot関数です。
これも合計現状(赤)と合計先行き(青)は同じような推移ですが、株価(緑)は違う動きですね。
今回は以上です。
次回は
です。