政府統計の総合窓口、e-Statに「宗教法人統計」というデータが新着でありました。
ちょっと気になったのでクリックしてみました。
宗教統計調査は、毎年の宗教法人数(神社、寺院、教会、布教所など)や宗教法人に関わる教師と信者の人数を調査したもののようです。
データをExcelに出力してみると、
こんなファイルでした。
これを整理して、
このようなファイルを作成しました。
このCSVファイルをR言語で分析してみましょう。
参考にした本は、
- 作者: Hadley Wickham,Garrett Grolemund,大橋真也,黒川利明
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2017/10/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これですね。
この本の8章「readrによるデータインポート」を参考にします。
まずは、library(tidyverse)とコマンドを入力して、tidyverseパッケージを読込みます。
CSVファイルの読込みは、read_csv関数を使うようです。
読込みできたようですね。
YearとNumberは数値列、ShokatsuとTypeは文字列です。
表示してみます。
あれ?日本語はうまく読込めていないようです。。。
parse_character関数で日本語に変換できるようです。やってみます。
おお。うまく日本語になりましたね。
summary関数を使ってみます。
あ、ShokatsuとTypeはファクタではなく文字列なのでsummary関数あまり役に立たないですね。factor関数でファクタに変換します。
うまくいきました。
所轄は都道府県知事と文部科学大臣の2種類、
宗教のタイプは、キリスト教系、神道計、仏教系、諸教、都道府県知事合計、文部科学大臣合計、合計の7つあることがわかります。
今回は以上です。
次回は
です。
最後に今回のRコマンドを記載しておきます。
# 宗教統計調査
#tidyverseの読込み
library(tidyverse)
# CSVファイルの読込み
df <- read_csv("shuukyou.csv")
df
# 日本語に変換
df$Shokatsu <- parse_character(df$Shokatsu, locale = locale(encoding = "Shift-JIS"))
df$Type <- parse_character(df$Type, locale = locale(encoding = "Shift-JIS"))
df
# summary関数
summary(df)
# ファクタに変換
df$Shokatsu <- factor(df$Shokatsu)
df$Type <- factor(df$Type)
summary(df)