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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

県庁所在市・政令指定都市・東京都特別区の人口・面積・課税対象所得・一般行政職員人数の分析2 - 東京都中央区の人口と所得の伸び率はすごい。滋賀県大津市は面積拡大。

 

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 の続きです。今回は、2005年度から2015年度の変化率を調べてみようと思います。

まずは面積の伸びを調べます。

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このように、2005年度の面積、2015年度の面積のベクトルを作成します。head関数ではじめの6つを表示しました。五十音順に並んでいるようですね。一応並びが同じか確認します。

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names(Area2005) == names(Area2015) でひとつひとつ同じか確認しています。同じだとTRUEで、違うとFALSEです。見ただけで全部TRUEだとわかりますが、sum関数でTRUEの数を数えています。74個なので全部TRUEですね。length関数でデータ個数を確認しています。74個です。これで市の順番がArea2005とArea2015で同じだと確認できました。伸び率を計算します。

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滋賀県大津市、24%も面積が増えています!面積が減っているところもありますね。

次は、人口を調べましょう。

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東京都中央区の人口が43%も伸びています!

次は、課税対象所得の伸びを調べます。

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東京都中央区、63%も伸びています!

一般行政職員人数を調べます。

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神奈川県相模原市は職員が4.6%増えています。そして、東京都中野区は25%も減少です!

4つの伸び率を前回作成した、ヒストグラム、箱ひげ図、小さい順グラフをいっぱつで描くsan関数で見える化してみます。

まずは人口伸び率

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伸び率の高いほうに外れ値がありますね。

面積はどうでしょうか?

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面積も伸び率の高いほうに外れ値があります。

課税対象所得の伸び率を見てみます。

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課税所得も伸び率の高いほうに外れ値があります。

一般行政職員人数の伸び率も高いほうに外れ値があるでしょうか?

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行政職員数の伸び率には外れ値はありませんでした。グラフになぜか赤い線が無いです。平均値、どうしたのかな?

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ほとんど同じなのでグラフでは重なってしまったんですね。

今回は以上です。