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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

プロ野球の勝敗データの分析5 - 引き分けが多いのは粘り強さの証なのか?勝ちきれない詰めの甘さなのか? >>> どちらでもない。

 

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 の続きです。

今回は勝利数を引き分け数で回帰分析してみます。

引き分け数が多いチームほど勝利数が多ければ、引き分けが多いのは粘り強さの証になりますし、逆に引き分けが多いチームほど勝利数が少なければ、引き分けが多いのは勝ちきれない詰めの甘さとなるでしょう。

早速、R言語で散布図を描きます。

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なんとなく、引き分けが多いと勝利数少ないですね。詰めの甘さということですね。回帰分析してみます。

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p-value = 0.4716ですから有意なモデルではないですね。I(Tie^2)を削除します。

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p値が0.8971なので、model1もmodel2も大差ないです。model2を見てみます。

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p-値が0.21なので、有意なモデルではないですね。

結論は引き分け数と勝利数には関係性は無い、ということです。

粘り強さの証でもないし、詰めの甘さでもないということですね。

今回は以上です。