crosshyou

主にクロス表(分割表)分析をしようかなと思いはじめましたが、あまりクロス表の分析はできず。R言語の練習ブログになっています。

日銀短観2019年12月調査のデータ分析4 - 現状の変化幅と先行きの変化幅に有意な違いはあるのか? 変化幅には有意な違いは無し。

 

www.crosshyou.info

 の続きです。

前回は現状(Now)と先行き(Next)の水準そのものに有意な違いがあるかどうかを調べました。その結果、現状と先行きには有意な違いがあり、先行きのほうが低いということがわかりました。

今回は、変化幅で同じように分析してみます。

まずは、summary関数で二つを比較してみます。

f:id:cross_hyou:20191219192751p:plain

NowChgの平均値は-2.988、NextChgの平均値は-3.893です。Nextのほうが悪いようですね。

hist関数でヒストグラムを見比べてみます。

f:id:cross_hyou:20191219193228p:plain

f:id:cross_hyou:20191219193239p:plain

NextChgのほうが尖っている分布ですね。

boxplot関数で箱ひげ図を見比べます。

f:id:cross_hyou:20191219193618p:plain

f:id:cross_hyou:20191219193648p:plain

前回はt.test関数で、paired = TRUEというのをつけてt検定を実行しましたが、今回は、NextChg - NowChgのベクトルを作って、これが0より小さいかどうかを検定しましょう。

まず、ベクトルを作成します。

f:id:cross_hyou:20191219194151p:plain

f:id:cross_hyou:20191219194133p:plain

なんとなくですが、0より小さい値のほうが多いように見えます。

それでは、t.test関数を実行します。

f:id:cross_hyou:20191219194410p:plain

p-value = 0.3782と0.05よりも大きいので、差が0より小さいとは言えないですね。結論はNowChgとNextChgの平均値には有意な違いは無い、ということです。

普通のt.test関数でpaired = TRUEでも確認してみます。

f:id:cross_hyou:20191219194659p:plain

p-value = 0.3782と同じ結果です。

Wilcoxon's Rank-Sum Testもやってみます。wilcox.test関数ですね。

f:id:cross_hyou:20191219195043p:plain

p-value = 0.2393と0.05よりも大きいです。NowChgとNextChgで違いがあるとは言えないですね。

今回は以上です。