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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

景気ウォッチャー調査地域別(現状)のデータ分析2 - R言語のtapply関数で年別、月別、地域別に集計する。

 

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 の続きです。

今回は、年ごと、月ごと、地域ごとに集計をしようと思います。tapply関数を使えばいいです。

まずは年別の平均値です。

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barplot関数で棒グラフにしてみます。

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abline関数で50の水準に赤い水平線を引きました。50以上だと景気が良くて、50未満だと景気が悪いことを意味します。2008年、リーマンショックの時はとても景気が悪かったですね。2018年、2019年と景気が悪くなってきています。

月別ではどうでしょうか?

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9月が一番大きい値のようです。それでも50以下ですが。。

barplot関数で棒グラフにしてみます。

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こんどはabline関数で平均値の水準に水平線を引いてみました。3、4、5月が平均以下ですね。

地域別でも見てみましょう。

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sort関数を使って小さい順に表示しました。北関東が一番低く、沖縄が一番高いです。

barplot関数で棒グラフにします。

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こんな感じです。東京都は平均以上なのに、北関東、関東、南関東は平均以下です。

tapply関数は2つのデータで集計することもできます。

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round関数を使って小数点以下2桁までにしました。

今回は以上です。