公共政策学は社会問題を解決するための学問で、政治学、法律学、経済学、社会学、心理学、環境科学、その他いろいろな学問を「社会問題を解決する」というフレーミングでまとめたものと言えそうだ。
ある社会問題をどのようにフレーミングするかによってアプローチの方法が違う。子どもの学力低下を家庭環境の問題とフレーミングするか、教師の指導技術の問題とフレーミングするか、教育プログラムの問題とフレーミングするかで取りうる解決方法が変わってくる。
ほとんどの社会問題はそれを解決することによって恩恵を受ける人もいれば、被害を被る人もいる相反性がある。