www.crosshyou.infoの続きです。R言語で分析します。
今回は、給与所得者、事業所得者、年金所得者で暮らし向きに違いがあるかどうかを調べてみます。
まずは、必要なTableを抽出します。データフレームのsubscriptsで必要な部分だけを抽出します。
BestとBetter、WorseとWorstを統合します。matrix関数を使って行列を作ります。rownames関でマトリックスの列名を、colnames関数で列名を指定します。
その他は数が少ないので省きます。マトリックスのsubscriptsを使います。
割合で表示します。rowSums関数とround関数を使います。
年金所得者はGoodの割合が1%未満と極端に少ないですね。
3つに分けて棒グラフにしてみます。windows関数でグラフデバイスを立ち上げ、par関数でグラフの数を指定し、barplot関数で棒グラフを描きます。
カイ2乗検定をしてみましょう。chisq.test関数を使います。
p-valueが7.394e-07なので有意です。給与所得者、事業所得者、年金所得者で暮らし向きに違いがある、ということです。
残差調整済みマトリックスでどのグループが有意に違うかみてみます。chisq.test関数で作成したオブジェクトの中にstdresの名前で残差調整済みマトリックスが格納されていますので、chiTableb$stdresで表示できます。round関数で小数点以下2桁にしています。
給与所得者は、Goodが有意に多く、Badが有意に少ないです。事業所得者は有意なところは無いです。年金所得者はGoodが有意に少なく、Badが有意に多いです。
今回は以上です。