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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別の図書館数・博物館数・社会体育施設数のデータ分析3 - R言語のlm関数、tree関数、svm関数、gam関数、randomForest関数を使ってみる。

 

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 の続きです。

今回は、R言語のlm関数、tree関数、svm関数、gam関数、randomForest関数を作って、perGDPをperLib, perMus, perGymで説明するモデルを作り、どのモデルが一番正確かを比較したいと思います。

まずは、lm関数、linear model(線形回帰モデル)です。

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p-valueが0.3346ですから、全然有意なモデルではないです。

step関数でいらない説明変数を除外します。

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p-valueは0.05616と0.05よりも大きいのでこれも有意なモデルではないです。perGymだけが残りました。

次はtree関数でdecision tree regressionモデルです。決定木モデルです。treeパッケージの中にあるtree関数を使います。

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tree modelはわかりやすいですね。はじめの枝分かれは、perGymは24.6592より小さければ、perGDPは4.654と判断しています。

 

次は、e1071パッケージの中にあるsvm関数で、support vector regression modelです。

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次は、mgcvパッケージの中にあるgam関数で、generalized additive modelです。

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gam関数ではperGymが有意な変数ですね。

 

そしてrandom forest modelです。randonForestパッケージの中にあるrandomForest関数です。

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これでモデル作成は終わりました。

どのモデルがperGDPを上手に予測できているか、MSE(Mean Square Error)を計算します。MSEの計算に使うデータは、2015年度以外のデータを使いましょう。

predict関数で予測値は計算できます。

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それでは、結果を見てみます。

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random forest modelが一番MSEが小さいです。2番目がlinear model, 3番目がsuport vector model regressonでした。

今回は以上です。