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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別の食料自給率のデータ分析5 - R言語で人口、平均気温、課税所得の変化率・変化幅を計算する。

 

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 の続きです。

前回の分析で、Popu(総人口), Temp(年間平均気温), Income(課税所得)は2010年度と2015年度で違いがあることがわかりました。

今回はこれらの変化率、変化幅を見てみます。

まずは、Popuの変化率を見てみます。

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秋田県が一番減少率が大きいですね。5.8%も減少しています。沖縄県が増加率が一番大きくて2.9%も増加しています。

 

年間平均気温の変化幅を見ます

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岡山県と東京都は0.5℃低下で一番低下しました。岩手県が0.6℃上昇で一番上昇しました。

 

課税所得の変化率をみてみましょう。

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課税所得の変化率は、山口県が一番減少していて、1.0%の減少です。奈良県が0.5%減少です。この2県だけが減少です。沖縄県が一番増加率が高く12.9%も増加しています。東京都が2番目の増加率で9.5%です。

これらの3つのヒストグラムを描きます。hist関数です。

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boxplot関数で箱ひげ図を描きます。

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人口と課税所得の変化率は、上方に外れ値が見られます。
人口は沖縄県と東京都が外れ値です。

課税所得は沖縄県、東京都、福島県が外れ値です。

この3つの変化率・変化幅を使って食料自給率を回帰分析しましょう。

まず、食料自給率の平均値を作ります。

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分析しやすいように、これら4つの変数だけのデータフレームを作ります。

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今回は以上です。