Rで何かをしたり、読書をするブログ

政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

GDPギャップのデータ分析3 - 第1四半期、第2四半期、第3四半期、第4四半期で差があるのか

 

www.crosshyou.infoの続きです。今回は第1四半期、第2四半期、第3四半期、第4四半期で差があるのかどうかを調べようと思います。

R言語のaov関数とsummary関数を使います。

GDPギャップからみていきます。

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Pr(>F)が0.997ですから四半期によってGDPギャップに差があるとは言えないです。

 

潜在成長率はどうでしょうか?

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潜在成長率も四半期によっての違いはないです。

 

TFP(全要素生産性)はどうでしょうか?

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TFPの差はないです。

 

資本投入はどうでしょうか?

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資本投入も四半期によっての違いはないです。

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労働投入も四半期ごとの違いはないです。

上のように、一つの変数ごとにsummary(aov(~~でANOVAを分析しましたが、lapply関数とfunction関数を使っていちどに実行することもできます。

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 function(x) summary(aov(x ~ df$Quarter))のsummary(aov(x ~ df$Quarter))にdf$GDP_Gap, df$GDP_Potentialとlapply関数で順番に入って実行されます。
今回は以上です。