www.crosshyou.info

政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

GDPギャップのデータ分析3 - 第1四半期、第2四半期、第3四半期、第4四半期で差があるのか

 

www.crosshyou.infoの続きです。今回は第1四半期、第2四半期、第3四半期、第4四半期で差があるのかどうかを調べようと思います。

R言語のaov関数とsummary関数を使います。

GDPギャップからみていきます。

f:id:cross_hyou:20200526073326j:plain

Pr(>F)が0.997ですから四半期によってGDPギャップに差があるとは言えないです。

 

潜在成長率はどうでしょうか?

f:id:cross_hyou:20200526073546j:plain

潜在成長率も四半期によっての違いはないです。

 

TFP(全要素生産性)はどうでしょうか?

f:id:cross_hyou:20200526073746j:plain

TFPの差はないです。

 

資本投入はどうでしょうか?

f:id:cross_hyou:20200526073921j:plain

資本投入も四半期によっての違いはないです。

f:id:cross_hyou:20200526074057j:plain

労働投入も四半期ごとの違いはないです。

上のように、一つの変数ごとにsummary(aov(~~でANOVAを分析しましたが、lapply関数とfunction関数を使っていちどに実行することもできます。

f:id:cross_hyou:20200526074656j:plain

 function(x) summary(aov(x ~ df$Quarter))のsummary(aov(x ~ df$Quarter))にdf$GDP_Gap, df$GDP_Potentialとlapply関数で順番に入って実行されます。
今回は以上です。