の続きです。
今回は、変数間の相関関係を調べてみます。
一番左の列を見ますと、Average:平均収入との相関係数になります。Middle_Ratio:高校卒の比率は-0.263で負の相関、Adavance_Ratio:短大・高専卒の比率は0.248で正の相関、HIgh_Advance_Ratio:大学・大学院卒の比率との相関は0.471で正の相関です。
pairs関数で散布図マトリックスを見ます。
右上の九つの散布図は興味のある散布図ですね。
help(pairs)と入力すると、いろいろと面白いことができそうなのでやってみます。
まずは、右上の九つの散布図だけを表示します。これは、horIndで水平方向の散布図を指定、varIndで上下方向の散布図を指定できるようです。右上の九つの散布図は、水平方向は4, 5, 6です。上下方向は1, 2, 3です。
はい、うまくできました。
他にもpairs関数のヘルプページには面白いことがあったのでやってみます。
panel.histという関数を作成して、対角線上にヒストグラムを描くこともできます。
このように、相関係数を計算して表示する関数、panel.corを作成して、panel.histと組み合わせて表示することが可能です。
今回は以上です。