Rで何かをしたり、読書をするブログ

政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別の公害苦情件数データの分析2 - R言語のgeom_line関数で時系列のグラフを描く。

 

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 の続きです。

今回は時系列のグラフをR言語で描いてみます。

はじめにtidyverseパッケージを読み込みます。

tidyverseパッケージ

東京都の苦情件数の合計をグラフにしてみましょう。

geom_line関数で折れ線グラフ

東京都の公害苦情件数

1995年までは低下傾向でしたが、そこからまた増えてきています。

東京都と大阪を比較してみます。

geom_line関数

東京都と大阪府の苦情件数

件数の水準に違いはありますが、トレンドは同じですね。

人口100万人当りの苦情件数をグラフにしてみましょう。

はじめに、全体の苦情件数をtotal, 人口100万人当りの苦情件数をper_totalと名前をつけて変数として保存してしまいましょう。

mutate関数を使います。

mutate関数


totalとper_totalをsummary関数で確認しましょう。

summary関数

totalは最小は54, 最大は10657, 中央値は681, 平均値は1188です。

人口100万人当りの件数、per_totalは最小値は78, 最大は937, 中央値は405, 平均値は420です。

それでは、東京都と大阪府のper_totalをグラフにしてみましょう。

 

geom_line関数

人口100万人当りの苦情件数

東京都のほうが多いですね。

今回は以上です。