の続きです。
前回の分析で、母子家庭比率、父子家庭比率は地域のタイプ(都道府県、指定都市、中核都市)によって違いがありそうだとわかりました。
グラフにして確かめてみます。
まずは、地域タイプ別の箱ひげ図を作成してみました。
largeというのは政令指定都市です。cityは中核都市、prefは都道府県です。都道府県は母子家庭比率が低いように見えますね。
父子家庭比率も同じように見てます。
父子家庭比率は都道府県が比率が高いようです。
group_by関数とsummarise関数をつかって集計してみます。
母子家庭比率の平均値は政令指定都市(large)が92.6%で一番高く、
父子家庭比率の平均値は都道府県(pref)が6.12%と一番高いです。
でも、これは、各都道府県や政令指定都市、中核都市の比率の平均値ですから、正確な値ではありません。
正確な比率は、
都道府県の合計の母子家庭世帯の受給者数 / 都道府県の合計の総受給者数
で計算しないといけないです。
計算してみましょう。
母子家庭比率は、政令指定都市(large)が92.8%で一番高く、
父子家庭比率は、都道府県(pref)が5.65%で一番高いです。
念のため検算してみましょう。
あっていますね。
今回は以上です。