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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別のジニ係数データの分析2 - 現在貯蓄現在高のジニ係数は2014年のほうが大きくなっている。

 

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 の続きです。

今回は4つのジニ係数データのヒストグラム描いてみます。

geom_histogram関数でヒストグラムを作り、facet_grid関数で年度を別にしています。

geom_histogram関数でヒストグラム

geom_histogram関数でヒストグラム

bins=30となっていますが、少し多すぎるようです。bins=10にしてみます。

geom_histogram関数でヒストグラム

ヒストグラム

2009年度よりも2014年度のほうが分布形状が幅があるようになっていますね。

二人以上の世帯の勤労者世帯の年間収入のジニ係数はどうでしょうか?

geom_histogram関数でヒストグラム

ヒストグラム

勤労者世帯の年間収入のジニ係数は上のようになりました。fill="blue"として色を青色にしてみました。

貯蓄現在高のジニ係数のヒストグラムを見てみます。

geom_histogram関数でヒストグラム

ヒストグラム

2014年度のほうが2009年度よりも分布の位置が右に移動しています。つまりジニ係数が大きく、格差が大きくなっているということですね。

saving_work(二人以上の世帯、勤労者世帯の貯蓄現在高のジニ係数)のヒストグラムを描きます。

geom_histogram関数でヒストグラム

ヒストグラム

こちらも2014年度のほうが分布が右側にあります。

年間収入ははっきりしませんが、貯蓄現在高は明らかに2014年度のほうがジニ係数が拡大しているようです。

今回は以上です。