Rで何かをしたり、読書をするブログ

政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

農林水産物の輸出上位20品目のデータ分析4 - データフレームの絞り込み(filter関数)や並び替え(arrange関数)

 

www.crosshyou.info

 の続きです。

今回はデータフレームの絞り込みや並び替えをします。

順位だけを表示します。

f:id:cross_hyou:20201017175517p:plain

dplyrパッケージの中のfilter関数でtypeを順位だけにして、select関数でtype, value, hinmokuだけを表示しました。一番はアルコール飲料です。アルコール飲料も農林水産物になるのですね。ホタテ貝、真珠、ソース混合調味料と続きます。

次に金額_対前年増減率を見てみましょう。arrange関数を使って並び替えます。

f:id:cross_hyou:20201017180227p:plain

金額では、たばこが+34.0%の増加率で一番でした。牛肉が+29.1%で二番、植木等と播種用の種等の二つの品目は減少しています。

数量_対前年増減率を表示しましょう。

f:id:cross_hyou:20201017182740p:plain

数量ではホタテ貝(調整でないほう)が+76.6%と大幅に増加して一番です。かつお・まぐろ類が+49.8%で二番です。

たばこは金額では+34.0%と増加したのに、数量では-15.6%と減少しています。

金額 = 数量 x 単価 ですから単価が大幅に上昇したのでしょう。

今回は以上です。