の続きです。
今回は、空き家率・持ち家率・借家率を計算しましょう。
mutate関数を使って新しい変数を作ります。
それぞれの値のサマリーを見てみましょう。
空き家率は最小値は0.04197, 最大値は0.22009, 平均値は0.11302, 中央値は0.10978です。
空き家率が22%の都道府県があるのですね。ちょっと驚きです。どこでしょうか?
filter関数とmax関数を利用して調べましょう。
2013年度の山梨県が空き家率が最高でした。
持ち家は、最小値は0.3482, 最大値が0.7934, 平均値が0.5921, 中央値が0.5955です。
こんどは持ち家率が最低の都道府県を調べましょう。
1993年度の東京都が持ち家率が最低でした。
借家率は最小値は0.1324, 最大値は0.5263, 平均値は0.2753, 中央値は0.2623でした。
yearがYYYY年度となっているので文字列型なので、これを数値型に変換してみましょう。
まず、はじめの4文字、つまり数字部分だけにします。
str_sub関数を使います。"1993年度"の文字列があったとして、1993だけ欲しい場合は、str_sub("1993年度", 1, 4)とします。
次に、as.numeric関数で数値型に変換します。
yearを数値に変換できたので、山梨県の空き家率の時系列のグラフを描いてみます。
1980年は0.10以下だったのに、どんどん空き家率が上昇しています。
東京都の持ち家率もグラフにしてみます。
1993年度が底でそこからは上昇傾向のような感じです。
今回は以上です。