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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

全国主要都市の交通事故と犯罪発生件数のデータ分析3 - R言語のgeom_boxplot関数で箱ひげ図を描く。京都府は以外に犯罪が多い。

 

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 の続きです。

今回は、koutuu(人口10万人当りの交通事故)とkeihou(人口千人当りの刑法犯認知件数)とカテゴリカル変数の関係を見てみます。

R言語のggplot2パッケージのgeom_boxplot関数を使います。

まずは、yearとkoutuuです。

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だんだんと交通事故は増えてきているようです。

 

regionとkoutuuです。

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関東にとびぬけて件数の多い都市があるようですが、中央値で見ると、四国が一番多く、中国地方が一番少ないです。

 

eastwest(東日本と西日本)とkoutuuです。

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東日本に大きな外れ値がありますが、中央値ベースでは西日本のほうが多いです。

 

japanpasific(日本海側、太平洋側、その他)とkoutuuです。

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その他というのは、青森県や兵庫県のように日本海側にも太平洋側にも面している件と埼玉県や長野県のように海が無い県です。

 

pref(都道府県)とkoutuuです。

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大きな外れ値は東京都の都市、23区のどれかなのですね。中央値ベースでは群馬県が一番多く、沖縄県が一番少ないです。

 

続いて、keihou(人口千人当りの刑法犯認知件数)と各カテゴリカル変数の関係を見ていきましょう。

まずは、pref(都道府県)とkeihouです。

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京都府が中央値ベースでは一番件数が多く、長崎県が一番少ないです。京都府が一番多いというのは意外でした。

 

次は、region(地域)とkeihouです。

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関東地方が中央値ベースでは一番多く、北陸地方が一番少ないです。

 

eastwest(東日本と西日本)とkeihouです。

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東日本のほうが多いようですね。

 

japanpacific(日本海側、太平洋側、その他)とkeihou です。

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太平洋側が多く、日本海側が少ないです。

 

year(年度)とkeihouです。

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交通事故は毎年上昇していましたが、刑法犯認知件数は2000年が一番多くて2005年は少し減少しています。

今回は以上です