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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

全国主要都市の交通事故と犯罪発生件数のデータ分析4- R言語のggplot2パッケージのgeom_point関数で散布図を描く。

 

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 の続きです。

今回は、R言語のggplot2パッケージのgeom_point関数で散布図を描いてみます。

まずは、単純にkoutuu(人口10万人当りの交通事故件数)とkeihou(人口千人当りの刑法犯認知件数)です。

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まず、あとでいろいろな観点からkoutuuとkeihouの散布図を見るために、基本の散布図のオブジェクト、pを作ります。scale_x_log10()とscale_y_log10()でX軸, Y軸は対数目盛にしました。theme(legend.position = "none")で凡例を表示しないようにしました。

それと、geom_smooth(method = "lm")をつけて回帰直線を描くようにしました。

この結果が以下の散布図です。

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回帰線が右肩上がりになっていることから、koutuuとkeihouは正の相関関係があることがわかります。

この散布図に第3の要素を加えていきます。

まずは、yearです。

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facet_warp関数を使うとこのように年ごとの散布図になります。2000年と2005年が大きな外れ値があることがわかります。

 

次は、regionです。

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関東に大きな外れ値があることは前回の分析でもわかりましたが、このグラフでもわかりますね。四国なんかはこじんまりとしています。

 

次は、eastwest(東日本と西日本)です。

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東日本のほうが大きな値がありますね。

 

次は、japanpacificです。

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その他(海の無い県や青森県や兵庫県、山口県のように日本海にも太平洋にも面している県)が件数が少ないです。

今回は以上です。