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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

全国主要都市の交通事故と犯罪発生件数のデータ分析5 - R言語のfilter関数とarrange関数とselect関数で交通事故と犯罪件数のランキングを作成する。

 

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の続きです。

今回はどの都市が一番、交通事故や犯罪認知件数が多いか、少ないかをみてみましょう。

R言語のdplyrパッケージのfilter関数とarrange関数を使います。

2005年のkoutuu(人口10万人当りの交通事故件数)の多い都市はどこでしょうか?

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東京都千代田区は4450件で一番多いです。東京都中央区、東京都港区と続きます。

千代田区は住人は少ないですが、交通量は多いですからね。上位20には北海道東北地方の都市はありません。

少ない都市はどうでしょうか?

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東京都北区が一番少ないです。島根県松江市、東京都荒川区、鳥取県鳥取市、東京都板橋区と続きます。東京都の住宅地域の区が少ないですね。

 

犯罪認知件数の多いところはどこでしょうか?

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東京都千代田区が一番です。人口10万人当りの刑法犯認知件数が130件で、2位の東京都渋谷区が50件ぐらいですから、ダントツの多さです。

 

少ない都市はどうでしょうか?

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長崎県長崎市が人口10万人当りの犯罪認知件数が9件で一番少ないです。平和な都市ですね。

今回は以上です。