の続きです。
時系列データを予測する方法で、とっても単純ないくつかの方法があるそうです。
3.1 Some simple forecasting methods | Forecasting: Principles and Practice (otexts.com)
このサイトを参考にしてます。
一つ目は、平均法ということで、単純に過去の時系列データの平均値を将来の予測値として採用する、という方法です。R言語では、forecastパッケージのmeanf関数です。
二つ目は、Naive Methodというもので、これは単純に最後の値をそのまま使う、というほんとにナイーブなものです。naive関数というそのまんまの名前の関数です。
三つ目は、Seasonal Naive Methodというもので、前の季節の、今回の場合は前の年の同じ月の値を使う、というものです。snaive関数を使います。
四つ目は、Drift Methodというもので、過去データの開始の値と終了の値を直線で結び延長したものです。rfw関数にdrift = TRUEとします。
これらは、予測法というよりは、さらに複雑な予測モデルに対するベンチマークとして使われるようです。
これらの予測法をグラフにしてみます。
autoplot関数とautolayer関数を使います。
今回のパスポート発行数のデータでは、Seasonal Methodが一番現実に近い気がしますね。
今回は以上です。