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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別の1人当りの県民所得と賃貸住宅の家賃のデータ分析5 - R言語で散布図マトリックスを作成する。

 

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今回はR言語でincome: 1人当りの県民所得、rent_ko: 公営賃貸住宅の家賃、rent_mi: 民間賃貸住宅の家賃の散布図マトリックスを作成してみます。

まずは、普通にplot関数で作成します。

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rent_koとrent_miは相関が強いですが、incomeはあまり相関が強くない感じですね。

cor関数で相関係数マトリックスを作成してみます。

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incomeとrent_koは0.49, incomeとrento_miは0.56, rent_koとrent_miは0.84という相関係数です。

次は、GGallyパッケージのggpairs関数で作成してみます。

まずは、GGallyパッケージの読み込みです。

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ggpairs関数で散布図マトリックスを描きます。

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こうなりました。青枠で囲った点、東京都の点が気になります。

東京都を除外した散布図マトリックスを描いてみます。

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東京都を除外すると、incomeとの相関係数ががくんと落ちますね。

incomeとrento_koは0.205になり、incomeとrent_miは0.175となりしかも***が消えてしまいましたから、有意に正の相関があるとは言えない、ということですね。

ggpairs関数でもjpo(日本海側、太平洋側、その他)で色分けしてみます。

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今回は以上です。

次回は

 

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