の続きです。
今回はR言語のlm関数で重回帰分析をしてみようと思います。
まずは、
rent_ko = a * rent_mi + b * income + c という線形重回帰モデルをみてみます。
incomeのp値は0.74488と0.05よりも大きいので、必要ないのですね。
それでは、ew: 東日本と西日本をincomeの代わりに加えてみます。
このモデルだと、ewの係数のp値が0.475730と0.05よりも大きいので、東日本と西日本も必要ないとわかりました。
jpo: 日本海側、太平洋側、その他 を加えてみます。
jpoは有意な変数ですね。
このモデルは、
その他の都道府県は、
rent_ko = 0.54907 * rent_mi - 744.71706
太平洋側の都道府県は、
rent_ko = 0.54907 * rent_mi - 744.71706 - 269.85530
日本海側の都道府県は、
rent_ko = 0.54907 * rent_mi - 744.71706 - 334.89994
というモデルです。
傾きが日本海側・太平洋側・その他で変わるかどうか、交互作用を加えたモデルを調べてみます。
交互作用は必要ないようですね。ANOVA関数でモデルを比較します。
p値が0.3649なので、model3とmodel4では有意な違いはありません。なので、単純なmodel3のほうがいいです。
model3の結果をグラフにしてみます。
残差プロットもみてみましょう。
今回は以上です。
はじめから見るには、
です。