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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別の図書館数などのデータの分析2 - R言語で各データを可視化する。ggplot2のgeom_bar関数とgeom_hist関数。

 

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今回はデータを可視化して、どの都道府県が図書館が多いのか少ないのか、データの分布形状はどうなっているのかを見てみます。

まずは、library:図書館数です。ggplot2のgeom_bar関数を使います。

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mutate(pref = reorder(pref, library))でprefをlibraryの大きい順に並び替えてから、ggplotとgeom_bar関数で棒グラフにしています。corrd_flip関数で縦軸と横軸を入れ替えています。
図書館数の多い上位は、東京都、埼玉県、大阪府です。

図書館数の少ない下位は、和歌山県、佐賀県、徳島県です。

books:蔵書冊数はどうでしょうか?

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蔵書冊数の多いところは、東京都、大阪府、埼玉県です。

蔵書冊数の少ないところは高知県、和歌山県、島根県です。

pople:図書館登録者数をみてみます。

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登録者数の多いところは、東京都、神奈川県、大阪府です。

登録者数の少ないところは福井県、高知県、大分県です。

rental:図書館外貸出冊数はどうでしょうか?

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貸出冊数の多いところは、東京都、大阪府、愛知県です。

貸出冊数の少ないところは、高知県、秋田県、島根県です。

続いて、geom_histgram関数でヒストグラムをみてみます。

まずは、library:図書館数です。

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一番右の分布は東京都ですね。それ以外は200以下ですね。100以下がほとんどです。

people:登録者数ののヒストグラムはどうでしょうか?

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一番右は東京都で、その次の分布は神奈川県ですね。

books:蔵書冊数のヒストグラムをみてみましょう。

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一番右は東京都ですね。

最後はrental:貸出冊数をみてみます。

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貸出冊数も一番右は東京都ですね。

4つの変数すべて、一番右の東京都がダントツに値が大きくて、対数正規分布のような形状の分布ですね。

今回は以上です。

次回は

 

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