の続きです。
前回の分析で東京都が図書館の数や蔵書冊数など圧倒的なことがわかりました。
今回は一人当たりの数に直して分析してみます。
まずは、政府統計の総合窓口(www.e-stat.go.jp)から人口のデータをダウンロードします。
47都道府県を選択して、
総人口を項目に選びます。
このようなCSVファイルです。
これをread_csv関数で読み込みます。
2014年度と2015年度のデータなので、2014年度と2015年度だけにします。
filter関数を使います。
2014年度の列と2015年度の列を作ります。
spread関数を使います。
操作がしやすいように変数名を変えておきます。
head関数ではじめの数行を表示してみます。
こうして作成したjinkou_2014_2015というデータフレームとdfをinnder_join関数で結合します。
str関数で確認してみます。
df2にY2014とY2015が追加されました。
mutate関数で人口当たりのデータを作成しましょう。
library:図書館数とbooks:蔵書冊数は2015年度調査のデータなので、Y2015:2015年度の人口で割り算して、people:登録者数とrental:図書館外貸出冊数は2014年度の調査なのでY2014:2014年度の人口で割り算しました。
summary関数でサマリをみてみましょう。
per_library:人口10万人当りの図書館数は最大が6.59で最小が0.91、平均値は3.24です。
per_book:人口1人当たりの蔵書冊数は最大で7.10冊、最小で1.83冊、平均が3.76冊です。
per_people:人口1人当りの登録者数は最大で0.56人、最小で0.11人、平均が0.26人です。
per_rental:人口1人当りの図書館外貸出冊数は最大で7.77冊、最小で2.55冊、平均で4.84冊です。
今回は以上です。
次回は、
です。
はじめから読むには、
です。