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都道府県別のバスのデータの分析3 - 人口当たり、県内総生産額当たりのバス会社数を調べる。東の横綱は山梨県、西の横綱は島根県。

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Photo by Ernest Brillo on Unsplash

 

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 の続きです。

今回は、都道府県別の平均値を見てみます。

まずは、pop: 総人口(人)の平均値です。

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明るい色は東日本、暗い色は西日本の都道府県を表しています。

東日本のほうが人口は多い傾向ですね。

 

続いて、gdp: 県内総生産額(平成17年基準・百万円)をみてみます。

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eastをas.factor()関数でファクターにしました。緑色が東日本、ピンク色が西日本の都道府県です。東日本のほうが全般的に大きな県内総生産額のようです。

 

firm: 事業者(バス・社)はどうでしょうか?

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今回は色分けはbig6かどうかにしました。popとgdpは上位6の都道府県はbig6だったのでbig6で分けても面白くなかったんです。

バス会社は、茨城県や北海道は多いんですね。

人口10万人当たりのバス会社数、県内総生産額1兆円当たりのバス会社、という変数を作ります。

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firm_popが人口10万人当たりのバス会社数ですが、最小値が約1、最大値が13.3、平均値が5.2です。最大値が13.3ってなんかすごいですよね。人口1万人当たりで、1.3社ですからね。すごいな。。

firm_gdpは県内総生産額1兆円当たりのバス会社数です。最小値が2.3社、最大値が37社、平均値が14.8社です。

これらの年ごとの平均値の推移をみてみます。

まずは、firm_popから。

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年々上昇しています。

firm_gdpもみてみます。

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firm_gdpも同じように上昇傾向ですね。

firm_popの最新年度の値を見てみましょう。

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山梨県が人口10万人当たりのバス会社数が一番多いです。島根県が二番目です。

神奈川県が一番少なく、大阪府が二番目に少ないです。

 

県内総生産額1兆円当たりのバス会社数も最新年、2013年ですが見てみます。

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一番は山梨県、二番は島根県です。人口10万人当たりのバス会社数と同じです。

東京都が一番少なく、大阪府が二番目に少ないです。

人口10万人当たりのバス会社数、県内総生産額1兆円当たりのバス会社数でみると、山梨県が東の横綱、島根県が西の横綱ですね。

今回は以上です。

 次回は

 

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