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読書記録 - 「スピノザ - 読む人の肖像」 國分功一郎 著 岩波新書

スピノザという哲学者が昔、オランダに住んでいました。

彼は、聖書やデカルトの方法序説などをとてもよく読んで、彼独自の新しい哲学を作ったようです。

私には難しくて、2割もこの本を理解できていないかと思いますが、以下の文章はとても心に残りましたので、ここに記して記録しておきます。

121ページにある文章です。

"悪魔などをを仮定する必要はない。いや、なぜ人間は悪魔を仮定してしまうのかではなくて、どうすれば人間は、悪魔を仮定しようというなどという考えが心をかすめもしない生き方ができるようになるか、それを考えようではないか。これこそが『エチカ』で開陳されるスピノザ哲学である。"