地球温暖化対策として、各国が化石燃料の削減や再生可能エネルギーの開発を進めています。その際に各国共通のルール作りが行われています。そのルール策定の際に各国は少しでも自国に有利なルールとなるようにと根回しや事前交渉などを活発に行っています。その様子を「グリーン戦争」とこの本では呼んでいます。
日本は一般的にルールを守るのは得意ですが、ルールを作ることは得意ではないので、この分野の日本の関係者の人たちには、頑張って欲しいと思いました。
一つ以外だったのは、日本人の意識調査で、気候変動に関心のある人の割合は高齢者のほうが高く、若年層が低いということです。米国での意識調査では逆に若年層のほうが関心のある人の割合が高い、ということです。
なぜ、日本では、若者の関心が低いのか、彼ら世代のほうが気候変動による生活への影響が大きいのにな~、と思いました。