チョコレートの原材料はカカオ豆で、これは中南米が原産地だそうです。
中南米の人たちは昔からカカオを薬として接種していたそうです。
これが、ヨーロッパに伝わり、はじめはカカオをつぶした何かペーストのようなものとして消費していたそうです。そして、はじめはやはり薬としてヨーロッパに伝わったそうです。
その後、ココアができて、さらにチョコレートができて、だんだんと世界に広まりました。
キットカットの会社はロウントリー社という会社で、この会社では、従業員のための学校や住宅街を作るなど福利厚生に力をいれて、誠実な経営をしていたそうです。
この誠実さの表れの一つが、戦時下にキットカットを作る材料が調達できなくて、包装紙に、今は戦時下でいつものような原材料が調達できなくて、少し味が違うけれども、できるだけ本来の味に近づけました。早く平和な時代になって本来の原材料で作れるようになりますように、というような趣旨の断り書きが書かれていたそうです。
これを知って、もともと好きなキットカットがますます好きになりました。ロウントリー社はネスレに買収されて会社はもうありませんが、この精神はキットカットの中に宿り続けているといいなと思いました。
Have a Break, Have a KitKat の宣伝文句も私が生まれる前から使われていたそうです。