Rで何かをしたり、読書をするブログ

政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別の病院報告のデータの分析 5 - 精神科病院の在院患者数の比率 - 令和3年と令和5年の比較

www.crosshyou.info

の続きです。

今回は令和3年と令和5年の精神科病院の患者数の比率を比較して、比率が増えているのか、減っているのかをみてみましょう。

令和3年の精神科病院の患者数の比率を確認します。

在院患者数の比率は0.193が平均値です。

令和5年はどうでしょうか?

在院患者数の比率は0.191です。令和3年と比べると、0.002だけ低下しています。全体としては大きな変化はないですね。

都道府県別の変化を見てみましょう。

まず、令和3年の在院患者数の比率を取り出します。

同じようにして令和5年の精神科病院の在院患者数の比率を取り出します。

r3_zai と r5_zai を結合して比率の変化幅を計算します。

diffの値とt検定します。

diffの平均値は -0.001267655 とわずかにマイナスです。
95%信頼区間は、-0.00266 ~ 0.000126 と 0 を含んでいます。
p値は0.07367です。
在院患者数の比率は令和3年と令和5年で統計的に有意な差は認められませんね。
今回は以上です。

次回は

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です。

 


はじめから読むには、

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です。

今回のコードは以下になります。
#
# 令和3年の精神科病院の患者数の比率
df |> 
  filter(year == "r3") |> 
  group_by(type) |> 
  summarize(average = mean(ratio))
#
# 令和5年の精神科病院の患者数の比率
df |> 
  filter(year == "r5") |> 
  group_by(type) |> 
  summarize(average = mean(ratio))
#
# 令和3年の精神科病院の在院患者数の比率
r3_zai <- df |> 
  filter(year == "r3" & type == "zai") |> 
  select(pref, ratio) |> 
  rename(r3_ratio = ratio)
r3_zai
#
# 令和5年の精神科病院の在院患者数の比率
r5_zai <- df |> 
  filter(year == "r5" & type == "zai") |> 
  select(pref, ratio) |> 
  rename(r5_ratio = ratio)
r5_zai
#
# r3_zaiとr5_zaiを結合
df_ratio <- r3_zai |> 
  inner_join(r5_zai, join_by(pref)) |> 
  mutate(diff = r5_ratio - r3_ratio)
df_ratio
#
# diffの値をt検定
t.test(df_ratio$diff)
#
(冒頭の画像は、Bing Image Creator で生成しました。プロンプトは Landscape of wild forests, there are so many pink lily flowers under the blue sky, photo. です。