トランプが2016年に大統領になって、その後のアメリカのルポルタージュです。前著のトランプ王国と同じく、ラストベルトの人たちへにインタビューに加えて、今回はバイブルベルトと呼ばれる南部の聖書の教えが生活の中心、という地域と、湾岸戦争やベトナム戦争の帰還兵にもインタビューをしています。
読んで感じたことは、アメリカはいろいろな顔がある、ということです。私は米国の外資系企業に勤務しているので、アメリカ人とも話すことがありますが、この本に出てくる人たちは、私の勤務先のアメリカ人とは全く違うということです。
アメリカという国は、豊かな国と貧しい国という2つの国がモザイクのようになっている国で、それぞれの国の人たちは、別の国の人たちのことを理解しよう、融和しようとせずに、憎みあっているのかなと思いました。
トランプが大統領になって、とても恥ずかしいと思っている人がいることが書かれていましたので、アメリカにもそういう人がいるんだなと、ほっとしました。
戦争からの帰還兵がベトナム戦争から何十年も経っているのに、精神的に病んでしまい苦しんでいる人が多くいるということが書かれていて、戦争は絶対にやってはいけないと思いましたし、いまのロシアとウクライナの戦争が早く終わって欲しいと思いました。
また、トランプ王国3が出て、2024年大統領選挙のルポルタージュが読めたらいいなと思いました。
