三国志でおなじみの曹操が孫子を研究していて、注釈を加えていたということを知りました。この本はその、曹操が注釈を加えた孫子を解説した本です。
百戦して百勝するよりも、戦わないでうまくやっていくことのほうが良い、ということが書かれていて、まったくその通りだと思いました。戦争をするのは最後の手段です。
武田信玄の旗印で有名な「風林火山」も孫子からの言葉だと知りました。そしてこの風林火山には続きがあって、知りがたきこと陰のごとく(難知如陰)と動くこと雷霆のごとし(動如雷霆)があることを初めて知りました。
いまから2千年以上も前に書かれた孫子、が今も読み続けられているのは凄いことだと思いました。
あとがきに作者が書いてあるように、ロシアのウクライナ侵攻は、孫子からみたら全然だめなことをやっていて、だからこんなに長期化しているんだなと、作者と同じように思いました。
