2025年9月25日が初版で、私が手にしたのは2026年1月25日再販のものでしたので、結構売れていると思います。
1999年にアメリカの有名ジャーナリスト、トーマス・フリードマンがグローバル化が進む世界で良い生活がしたいなら、アメリカ流の政治経済モデル、つまり「黄金の拘束衣」をまとう以外に道は無い、といってから四半世紀がたちました。
今はこのアメリカ流の政治経済モデルが黄金でもなんでもないということが明らかになっています。このような認識のもとでこの本は、過去からの世界のグローバル化、世界秩序の在り方をたどっていって、これからの世界秩序はどうなるかを考察しています。
ローマ帝国やジンギスカンのモンゴルの大帝国などの話から大英帝国、アメリカの帝国についての話があります。多くの帝国に共通していることは、帝国の外の民族を取り込むときに、どの程度まで帝国流のやり方を強制するか、もともとの民族のやり方を容認するるか、このバランスが上手だったときは帝国は繁栄して、下手だったとき帝国は衰退していくと読んでいて思いました。
日本はアメリカや中国のように大国ではありません。でも、G7の国の中ではアメリカについで2番目に人口があるので小国でもありません。アメリカの影響から完全に逃れることはできませんが、すべてアメリカの言いなりになる必要もありません。日本は日本で味方の国を増やし、敵対する国を減らしていく、というのが大切だと思いました。
