中央銀行の金融政策は難しい。
本文は力不足で半分も理解できなかったが、あとがきにある筆者の原則はなるほどと思った。忘れないように、簡単に書いてみる。
1.これまで持っている知識・先入観を捨てて、白紙の状態で臨む。
2.積み木の家を作るように、基礎の基礎から入念に築き上げていく。
3.細部に留意しつつ、しかも全体像(鳥観図)を見失わない。
4.因果関係の方向、すなわち、どちらが「因」でどちらが「果」であるかを見極める。
5.議論する前に言葉の定義を明確にしておく。
6.以下のような次元、ないしは視点の違いを常に意識しておく
a. 事前か事後か
b. 長期的か短期的か
c. マクロかミクロか
d. フローかストックか
e. 実物の世界か、名目の世界か