現代正義論においては、「正しい社会のあり方」に関して、複数の構想が競合している。
リベラリズム、リバタリア二ズム、コミュニタリアニズム、フェミニズム、コスモポリタニズム、ナショナリズムなど。
正直にいうと、よくわかりませんでした。
終章に「人間の脳には、生まれつき正義のアルゴリズムが実装されているわけではありません。」と著者は書いています。そしてその少しあとに「人間には感受性と共感能力と理解力があるからこそ、不正を感じ、正義を欲するのではないでしょうか。」とあります。私は、感受性、共感能力、理解力こそが正義のアルゴリズムの種だと思いました。