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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別の公害苦情件数データの分析3 - R言語のarrange関数でデータフレームを並び替える。

 

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 今回はどこの都道府県が公害苦情件数が多いか、少ないかを調べてみましょう。

一番新しい年を確認します。

max関数

2007年が最新ですね。この年の人口100万人当りの苦情件数を見てみます。

dplyrパッケージの中のfilter関数、select関数とarrange関数、それとhead関数を使います。

苦情件数の少ない都道府県

filter関数で2007年だけのデータにして、

select関数で、prefとper_totalだけを選択して、

arrange関数でper_totalの小さい順に並び替えて、

head関数で10の都道府県だけを表示しています。

熊本県が一番少ないです。

大きい順に並び替えたいときは、desc(変数)とします。

苦情件数の多い都道府県

三重県が一番多いです。東京都や大阪府は上位10には入っていないです。

ちょっと意外でした。

一番古い年でも見てみましょう。

min関数

1977年が一番古い年です。

この年の苦情件数の一番少ない都道府県はどこでしょうか?

苦情件数の少ない都道府県

島根県が一番少ないです。鳥取県が2番目です。山陰地方が少ないです。

苦情件数の多い都道府県はどこでしょうか?

苦情件数の多い都道府県

東京都が一番おおく、三重県が二番目です。高知県、愛媛県、徳島県と四国の県が3つもあるのが印象的です。

今回は以上です。